~2024年5月30日から2024年8月20日までのヨーロッパ周辺青春旅行記~
シュタットがルトには、6月6日(木)~6月9日(日)の3泊4日滞在しました。
まえがき
2024年6月6日、この日は天気も良く移動に助かる天気です。スーツケースで移動する時の雨は移動中も到着後の手入れも色々と大変ですよね。ちなみにこの旅行期間の移動で雨が降ったのは2回でした。イギリスにも滞在したのにこの回数で済んだのはラッキーだったと思っています。
この日は朝早くにコブレンツにあるマザー・ベートーヴェン・ハウスに行き、ホテルのチェックインの15時に合わせてお昼に移動を開始しました。
コブレンツからシュトゥットガルトへ:電車移動の体験記
ドイツに到着後、初めてオンラインで電車のチケットを手配しました。利用したのはドイツ鉄道(DB)の公式アプリ「DB Navigator」。使い方は日本の乗換案内アプリに近いです。
アプリをスマホにインストールしたら、まず出発地(From)と目的地(To)を入力して検索(Search)。すると、乗り換え回数や列車番号、所要時間が一覧で表示されます。そこから「Go To Offers」を選ぶと、複数の乗車券の種類と金額が表示されます。ドイツの電車にはいつくかの料金プランがあり、予約した列車しか乗れないものや、キャンセルが有料または不可のものなど、条件によって価格が異なります。自分の旅程や予算に合ったチケットを選ぶことがポイントです。ちなみに、2024年6月に利用した際は、ドイツの電車は遅延が当たり前でした。旅行初日にはフランクフルトでまさかの4時間待ち!これがドイツ鉄度の洗礼かと。
とんな中で私が選んだのは「Super Sparpreis」という最安値の乗車券。このチケットは予約した電車しか利用できず、キャンセルも不可という条件付きですが、料金の安さに背に腹は代えられぬ、です。
シュトゥットガルト駅に到着した後は、地下鉄に乗り換えてホテルのあるMetzstrabeへ向かいました。ただ、ここで予想外の試練が待ち構えていました。中央駅とその周辺で大規模な工事が行われており、臨時の歩道を利用しなければならなかったのです。この歩道にはなだらかな階段が続いていて、スーツケースを持ちながらの移動はなかなかハードでした。徒歩20分ほどの道の8割が階段という状況だった気がします…。幸いまだ旅が始まったばかりで荷物は少なかったので何とか乗り越えられましたが、この時が旅の中で一番頑張りどころだったと思います。
コブレンツ→シュトゥットガルト電車代
金額:片道€61.00(約10,410円 1€=170.65円)
※為替はWISEで円からユーロに両替した時のものです
2024年6月6日-6月9日(3泊4日) @Hotel Stern 個人評価★★★★
Hotel Stertn
公式サイト:http://sternhotel-stuttgart.com/
今回宿泊したのは、Metzstrabeの駅から徒歩5分の場所にあるホテルです。私はエコノミーシングルルーム(共有バスルーム付き)を予約しました。このホテルをを選んだ理由は、ポルシェ博物館やベンツ博物館へのアクセスが便利であることと、すぐ近くにディスカウントスーパー「PENNY」があること。宿と食費を節約するにはコストパフォーマンス抜群のホテルだと思います。
駅からホテルまでは、見通しの良い直線の道で、ホテルの看板が遠くからでも確認できました。おかげで道に迷うことなくスムーズに到着。ただし、このホテルにはエレベーターがありません。私の部屋は3階だったため、地下鉄への乗り換えで散々スーツケースを何度も持ち上げた後のこの階段は、なかなかくるものがありました。しかし、ここでも何とか頑張りました。
立地とコスパの良さを考えると、このホテルは博物館巡りをする方や節約旅行を考えている方にはおすすめです。ただ、荷物が多いと階段の移動が大変なので事前にその点を考慮する必要があります。
金額 21,782円
※1泊約7,260円×3泊
その横でスタッフが喫煙してました
部屋に入ってまず気になったのは、机の横にある洗面台。ベッド、机、クローゼットといった標準的な家具にに加えて、洗面台があるんです!歯磨きのためにわざわざ共有バスルームに行く必要がないのは便利ですが、このレイアウトには何とも言えない独特な雰囲気を感じる。どこかで見たことがあるような…そう、海外ドラマの刑務所の部屋だ!部屋の便座の後ろに穴を掘って脱獄するシーン、そんなことをふと思ってしまいました。とはいえ、頻繁に手を洗ったり歯磨きをしたりできる点は、予想以上に便利でした。この後の旅でも部屋に洗面台があるホテルに泊まることがありましたが、すぐに水が使えるというのはちょっと快適かも。ちなみに下水臭などは全くなかったです。
部屋の中を一通り確認した後、すぐそばにある共有バスルームもチェ㏍つしてみることに。すると、隣の部屋に宿泊しているドイツ人男性(おそらく大学生くらい?)がちょうど部屋から出てきました。彼も1人旅中とのことで、少し立ち話しをしました。彼は日本のアニメが大好きらしく、特に「ワンピース」への熱い思いを嬉しそうに話し始めました。実は過去のブログにも書いていますが、6月にニュルブルクリンクに向かう途中で出会ったドイツ人男性も「ワンピース」の話で盛り上がっていたので、またか!と思いつつ、私はにわかもにわかの知識で話を合わせました。大興奮の彼は、「今から数時間出かけるけど、戻ったら続きを話そう!」と言いながら軽やかに去って行きました。社交辞令だったのかもしれませんが、この後、彼が本当に部屋をノックしたかは謎です。というのも、私は部屋でパソコンを使いながら翌日の予定を立て、イヤフォンで音楽を聴いていたので、すっかり若者のことを忘れてしまっていました。ちなみに部屋にはTVもありましたが、当然ながら放送はすべてドイツ語。
ですが…
朝食はやはり有料だったためPENNYでお買い物をしました。キッチンが無いので朝食用のパンとか果物。冷蔵庫がないのでヨーグルトは買わなかったのですが、常温の牛乳を、日本から持って行ったインスタント・ストローコーヒーで飲みました。電子ケトルが無いけどこれ持って行ってて良かった。
この時の周辺のホテル料金と比較して安いのと、謎の設備の洗面台は高評価ではありますが、エレベーターが無いのと共有のバスマットが辛いな、という点で★×4つです。
KALDIで購入
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